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2010年11月01日

ウィペット Whippet

ウィペットとは


ウィペット走る200.jpg


ウィペット(Whippet)とは、イギリスのイングランド原産のサイトハウンド犬種です。

犬種名は走る姿があたかも馬を「鞭で飛ばす」(whipped up)に似ていることに由来しています。

このサイズの犬種の中で最高のスピードをもち、短距離ならグレー・ハウンドにも負けません。

ウィペットは別名スナップドッグ(咬みつき犬)と呼ばれていました。

咬み殺した兎の数を競うゲームに使われていたのです。

その後、ウィペットを使ってグレー・ハウンドのレースのような競走が行われるようになっていきました。


歴史

比較的新しい犬種です。

ウィペットの原種は17世紀(1600年代)ごろに作出されたミディアム・グレイハウンドです。

ミディアム・グレイハウンドはイングリッシュ・グレイハウンドを改良して小型化したものといわれています。

貧しい農民が共同で貴族からイングリッシュ・グレイハウンドを買い寄せ、他の小型犬と掛け合わせ改良したようです。

19世紀(1800年代)になるとこのミディアム種は更に改良が加えられ、マンチェスター・テリア、ベドリントン・テリアなどのテリア種血が導入されてウィペットが完成しました。

テリア種と掛け合わせたのは、農夫たちが丸い囲いの中にウサギと犬を入れて、犬がしとめたウサギの数を賭けるギャンブル「スナップドッグ(かみつき犬)」のためです。

主にサイトハント(視覚猟)に使われていました。

が、ウサギ殺しゲームや獲物の臭いのついたルアーを使ったドッグレースにも使われていました。


その頃、産業革命が勃発し、地方の労働者たちが工業化された地域に移り住むようになりました。

それに伴って各地でこの犬のギャンブルが盛んになり、ウィペットに対する改良にも拍車がかかるようになりました。

しかし、こういった工業地帯では、賭けに使うウサギまで用意することはできませんでした。

そこで人々は、犬にぼろ布を追いかけさせるレースを作り出しました。

このぼろ布レースはその後、炭鉱夫のスポーツへと発展していき、ウィペットは「貧しい人たちの競走馬」と呼ばれるようになりました。


ウィペットは2度の世界大戦の戦禍をあまり受けることなく生き残りました。

戦中は食料調達のための犬として珍重されていました。

戦後はドッグショーに多く出場する事により、貧しい農民の犬というイメージから高ステータスで可憐なショードッグへイメージを変えました。

1888年に犬種として認定されて以来、ウィペットはその美しさで評価されるようになりました。

イタリアン・グレイハウンドと交配されて、さらにその外観に磨きをかけられました。

世界的にも人気を博すようになり、ペットとしても多く飼われるようになりました。

日本ではあまり多くは見られませんがブリーディングも行われています。


概観と特徴

ウィペットパピー200.jpg

サイトハウンド犬種のため、マズル・首・脚・胴・尾が長いです。

背中が美しい流線型を描いているのが一番の特徴です。

マズルは細いのですが、噛む力は強いです。

目は黒く大きいです。

折れ耳・サーベル形の垂れ尾でコートはスムースコート、毛色の制限はありません。

体臭は少なく、ほとんど気にならないため犬の臭いが苦手であるという人でも飼育することが出来ます。


走りについてはイングリッシュ・グレイハウンドよりも加速が早いのですが、総合的なスピードはいくらか遅いといわれています。

しかし、最高で80kmものスピードが出せると考えられています。

走り回ることが大好きで運動量は非常に多いのですが、室内にいるときは大人しいです。

ただ、広くのびのびとしたスペースがなければストレスが溜まってしまうため、狭い室内やケージに閉じ込めての飼育は難しいでしょう。

非常に寒がりなので室内飼いに限りますが、一軒家や一戸建てで飼育し、散歩を欠かさず行い、ドッグランなどで自由運動ができればベストです。

遺伝的にかかりやすい病気は少ないのですが、稀に眼疾患や口蓋裂にかかる犬もいます。


ウィペットは元来、兎狩りの性能を追求する目的で作出されたサイト・ハウンドです。

テリア犬種が得意とした小獣の猟性能に、追跡の速さを期待してハウンドの血が加えられました。

ひたすら速く長く走ることに特化した無駄のない体形を完成させたことが、ウィペットをレースドッグとして注目させることになりました。

ショードッグや家庭犬としてのウィペットはレースドッグとは別の系統に基づいて計画繁殖され、レース系統より小型です。

家庭犬としてのウィペットに求められるものも、筋肉の発達やバランス、彫刻的外貌などから来るイメージに集約されています。

ウィペットは概観のイメージと違い、家庭内では情深く静かな犬で、扱いやすく愛玩小型犬として欧米での人気が高いです。

ウィペットの体重には幅があるので、レースに先立ちハンディが決められます。

体重では重い方が有利とされ、性別ではメスの方が有利とされます。


※体高と体重※

♂48.3〜55.9cm ♀45.7〜53.3cm

♂9.5kg ♀9.1kg


※毛色※

あらゆる色があります。

制限はありません。

※毛質※

被毛は、非常に美しい短毛で、犬独特の臭いもあまり気になりません。


性格

ウィペットベロ出し200.jpg

性格は愛情深く明朗です。

ウィペットは、正統派のサイトハウンドの中でも、もっとも指示をよく聞く従順な犬種です。

外交的で家族以外の人や他の犬とも仲良くすることが出来ます。

ウィペットは、活発で愛情深い性質です。

室内ではおとなしく過ごしますが、屋外では走ったり遊んだりすることが大好きです。


肉体的にも精神的にも非常に敏感な犬種です。

乱暴に扱ったり、荒っぽい態度で叱ったりすると、深い傷が残りトラウマとなってしまうほど、肉体的にも精神的にも非常に敏感な犬種です。

献身的で物静かな家庭犬が欲しいと思う人に理想的なペットといえます。

また、子供に対しても大変穏やかなので、子供のいる家庭でもうまくやっていけるでしょう


健康と管理

毎日、長時間散歩をさせたり、走らせたりすれば、アパートやマンションでも十分に飼える犬種です。

ただし、寒い気候が苦手なので、屋外で飼うことは避け、必ず室内で、温かくて柔らかい寝床を用意してあげてください。

雪の中や寒い気候の中でも走ったり遊んだりしますが、必ず体を休めるための温かい場所を確保してあげてください。


病気

特にありませんが、皮膚疾患。皮膚に傷がつきやすいので注意が必要です。

麻酔に敏感です。


寿命

12〜15歳


お手入れ

コートは獣毛ブラシでブラッシングするだけでなく、時々蒸しタオルでマッサージすると美しさを増し、新陳代謝を促す事が出来ます。

被毛のケアも最小限でよいでしょう。



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posted by わん太郎 at 20:13| 犬の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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